Typhoon Love

Poetry is nine years old

首肯息志

数日前に突然フェイスブックで大学の研究室の後輩から連絡がきまして、なんだなんだと思ったらお世話になった教授が今春で大学を離れるから顔出せたら来いや、という旨の連絡で、幸いにも本日お休みということで行ってきました。

 

県外にいる人も多いですしそもそもそんなにたくさん人がいる研究室でもなかったのですが、思ったより多く集まって良かったと思います。

 

私が学生の頃は大変とっつきづらく、エラソーともとれる態度で多少ぶつかったこともあったのですが、久しぶりに会ってみたらずいぶん萎んでおりました。

辞める経緯についてもぽつりぽつりお話いただきましたが、詳しくは控えますけどもなんとなく共感できる部分もあり、どうかしっかり充電していただきたいなという気持ちです。

 

数年ぶりに入った校舎はずいぶん新しくなってまして、デザイン、絵画、版画、工芸アトリエも覗きつつ、散らかりぶりは当時よりひどくなってるな、なんて思いました。

 

卒業してからはまだですが、入学時からはもう10年以上経っているわけですけども、なんか実感がないというか、ふっと明日にでも電車に乗って、駅のチャリ置き場からチャリに乗って大学に行くのではないかという感覚になる時がたまにあります。それくらい楽しかったですし、大切な時間を過ごした場所でした。

あの頃よりも今が充実している、と言えるように頑張らなくてはな、と完全に今更ですが(しかも何度目かわからないですが)思います。

 

そのあとは卒業制作時に大変お世話になった講師の先生の展示会へ。

制作から離れている身としてはバリバリの芸術家肌の先生と話すのは正直負い目があるのですが、今日は気負わずに話せた気がします。もういいお年なのに私の100倍くらいエネルギーに満ちいていて、これくらい胆力がないと芸術でメシは食っていけないのかもなとも思いました。

 

自分がいる環境で自分ができることは何か、何をしたいのかを(これもまた何度目かわかりませんが)考えないと、と思います。