Typhoon Love

Poetry is nine years old

週末に後藤くんの個展に行きました。これまでもなるべく出展した際には出向くようにしていたのですがこうして並んでみるとエネルギーに満ち満ちているなと思いました。

 

先輩もいたので久しぶりに後藤くんを交えて少し話をし、元気をもらいました。ありがたい。

 

後藤くんの作品のすごいところは、美術を分かる人も、分からない人もそれぞれ凄さを感じられるということだと思います。

油絵とかだと、絵を描かない人はどういう工程で出来上がっていくか想像しづらいですし、抽象的な作品はそれだけで距離を感じてしまうこともあると思うんですが、普段手に取り、書き味や握り心地、どれくらいの太さの線がどれくらいの力で引けるか想像しやすいボールペンという画材であることは労力と時間と技巧の緻密さすなわち気合の量を推し量ることができるじゃないですか。

絵を知ってますよ、という人は当然それに加えて構図の妙や題材の背景なんかも汲み取れて、パッと見の印象よりも間口が広い作品たちだと思うのです。

個人的にはデカいことと写実に偏らない部分も結構キモな気がしていて、小さくて細かい描写!とか、まるで写真!みたいな作品になっちゃうと芸術から遠ざかってしまいがちかなと思うのですね。ツイッターでバズって2日間くらいタイムラインに流れてくるけどそれ以降人々の記憶から消し去られるやつみたいな。芸術っていうか芸、みたいな。

 

そんな感じ。

 

 

土曜は絶対仕事だろうなと思ったら休みだったので良いといえば良いのですがその分が来週土曜に回ってきたりするとそっちの方が都合が悪いのでなんとか切り抜けられないかなと思っています。

 

あんまり書くことないな。