Typhoon Love

Poetry is nine years old

身から出た肉

週半ばから週末、休日を潰してフォークリフトの講習に行っていました。職場で使う機会がこの先発生する可能性があるからです。

でも土日の分は休出扱いにならなかったのでムカつきます。

 

学科が1日、実技が3日。

無免許だけど暗黙の了解で現場でそこそこやってきた人ばっかりかな、と思いましたが意外とそういう人はいなくて安心しました。

学科は座って話聞いたり教科書読んだりで、なんかこういうの久しぶりだなーと思って楽しかったです。

自学自習は苦手なので、こういう風に金払って授業受けたほうが勉強できるのかもしれない。

 

実技は最初こそ皆手間取りましたが最終日には規定コースを走る分にはスイスイになっていて、それに伴って互いのコミュニケーション的にも打ち解けていって良かったと思います。

羽田圭介をスポーツマン系イケメンにしたような人は良い人でしたし、四国から来たニイちゃんは関西のノリで場を和ませていました。

大杉漣からオーラを全て無くしたようなおじさんは一番へたっぴでしたが人柄でカバーしましたし、千眼美子を30代にしたような女性は四国のニイちゃんに言い寄られていました。

農機具を扱う会社のお兄さんはすごくいい人そうでしたし、一番口数の多いオッちゃんは近所に住んでいました。

一番口数の少ない年齢不詳の男性は最終日に連絡無くバックれましたし、私は全員とほどほどに話をしつつソツなく実技をこなし目立たないようにするという高校時代を思い出す凌ぎ方でやりきり、無事修了できました。

 

8人(最終日だけ7人)だと、一人ずつ順番に乗ってコースを走るとだいたい1時間ちょっとでひとまわりするので、1日いてもだいたい8回も乗れないくらい、あとはひたすら他人のを見たり話したりしながら待つというかたちで非常に時間の流れが遅かったです。

 

あんまり履歴書に書けるような資格って無いので他にもなんか取りたくなってきました。

 

 

前後して金曜。妻と演劇を観ました。

前記事にも書きました漢劇WARRIORSのサムライズム忍です。

 

ほんのり全体的に埋まっていたので土曜はさらに大入りだったのかな。

今回は豪華ゲストもいらっしゃるということで、アクションのレベルは東北の田舎じゃ簡単には観られないものでしたし、演技そのものもまさに迫真といった様子で大変心打たれました。

ゲスト目当てで行った人たちの心もしっかり掴むことができていたのではないでしょうか。

 

私はバンドマン崩れですけども、演劇はバンドよりも多くの人数ですしワンステージの時間も長いわけで、そんな中で社会人がスケジュールを合わせ、約1年の準備期間をモチベーションを維持して修練していくというのはとてつもないことですね。とてつもないことだ。

 

劇団は10周年とのことで大変めでたく、今後の活動にもますます期待したいと思います。