Typhoon Love

Poetry is nine years old

手をついてもセーフ

映画をたくさん観ました。

金曜はレイトショーでメイキングオブモータウン

ベリーゴーディとスモーキーロビンソンがストーリーテラーというか思い出話をしながらその間に色々差し込まれていく構成で、こないだ見たマイルスとは異なりたくさんミュージシャンがいるぶん、掻い摘んだ形になったり偏ったりしながらも愛のある映画になってました。もっと聴いたり弾いたりしよう歌ったりしよう。

 

土曜は昔の職場の友人、といっても年上ですし今やその会社を仕切る立場になったおじさんと鬼滅の刃を観ました。

適当な時間に行ってもやってる、っていうのはなかなかいいもんですね。アニメは観てませんでしたがジャンプで最後まで読んでたので(私は初期から鬼滅の刃面白いとつぶやいていたのだぜと恥ずかしげもなく主張したい)、ストーリーは知っていながらも改めて高いクオリティで映画化されると圧倒されてしまいますね。もう少し思い入れが強かったら泣いてたと思います。

空前のヒットの理由はわかりませんが、普段アニメ映画を観ない人が観たら、今のアニメ映画ってこんなに演出とか映像美とか音楽とかちゃんとしてるんだ!と驚いたりするんじゃないかと思いました。

食べた後は中華料理屋でチャーハン食べました。でも一番話が盛り上がるのは車の中で話すとき。

 

 

日曜はプリキュアラクルリープ。

鬼滅の刃専用列を横目に早めにチケットを買ったらほとんど人がいなくて、あんまり売れてないのかなと思いましたが時間になってみるといつもと同じくらいは入っていて安心しました。でもファーストデイということを考えると少ないのかも?

 

1日を繰り返すことで未来へ時間を進ませないようにする敵リフレインを、時間の妖精ミラクルンが生み出すミラクルンライトの力を借りて倒すというのがざっくりしたストーリーなんですが、王道ループものの面白さの上にグッとくるアクションシーンがてんこ盛り、それでいてしっかりとプリキュアらしい成長(先輩がいてこその、も含め)がありとても面白かったです。

最高傑作!とみんなが言うかはわかりませんがこれを駄作と言う人はいないんじゃないかなという名作だと思います。

えみるもルールーもよく喋ってくれました。えみるの鼻にかかった声を聞いただけで鼻にツンとくるものがありました。加えてやはり先輩プリキュアの変身バンクが流れると泣けてしまいますね。特にスタプリは歌の印象が刷り込まれているので。歌を口ずさむ子どもたちの声が聞けなかったのが悔しいところ。 

スターパンチが大好きなので、振り抜きの残心というか余韻まで描いてくれて大変嬉しかったです。星を纏ってはいますが普通にパンチなのがいいんですよ。序盤のフォンテーヌのアクションも実に見応えがありました。ほか、飛び回し蹴りも360°とか720°くらい?回って蹴るのでいちいちカッコいいです。

 

フィニッシュのシーンも立派で、のどかの映画内での成長を考えると確かに春に観られていたらな、という気もします。ただ今回は(も)敵が強かったのでプリキュアとしての自分を鑑みたときの力不足からの、というよりは強敵に敵わない悔しさからの、に自分の中でスライドできたのでそれほど大きな違和感はなかったです。

 

会場の子どもたちはちゃんとおしゃべりせずに観ていましたがミラクルンライトはバンバン振ってました。まあ振っちゃうよね。応援したいし。光るし。しゃーない!おっちゃん見んかったことにしといたるから!ちゃんと我慢した子も本当によくできた子や!誰も悪くないね。

自分が観た回ではひと組、男の子がお父さんと観にきていて、なんだかこれまでのシリーズで撒いた種が芽吹いたような感覚になったり。

 

いいシーンがたくさんあったのでもう一回観ようか迷います。でもプリキュア5を観るためにDVDプレーヤー買いたいし…

 

そんないい週末、と思ったらDragon Ashの配信を観忘れる痛恨のミス。リマインダー設定したのに…アーカイブもないし…めちょっく!というオチ。

 

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いつも置いてあるでっかい立て看板は今年は無かった…(小さいやつがピンク三人娘の一人ずつ計3枚ありました)