Typhoon Love

Poetry is nine years old

原罪ストイック

〈以下、具体名や詳しい状況ですとかは念のため伏せさせていただきます〉

 

私は去年の10月に前職を辞めまして…

 

Twitterなどで見ていた方はわかると思いますが、前職は私にとってだいぶ過酷な環境でして、心身的にも金銭的にもキツいものがありました。

そのさらに一つ前の仕事を辞めたとき(そもそも辞めすぎだという点は目を瞑っていただきたい)から、色々と苦難が重なりいわゆる鬱状態になりまして、それでもやっぱり生きていくには仕事はせねばならないので、とりあえず自分の精神に負担がかからない仕事を安くてもいいからやろう、と思い、決めたのが前職でした。

 

最初の1,2ヶ月は穏やかだった気がしますが、私が少し溌剌と振る舞っていたせいか、当初定められた業務以外の仕事を少しずつあてがわれるようになり、一年も経つ頃にはどうやら役職に就かせたいようだぞと分かるほどになりました。分かりやすく言うと、上が楽するがために大変な立場を私に任せたろうという姿勢が見え見えだったということです。

元々は事務経理担当の社長の奥さんがやっていた手書きの伝票書きも、疲れるから私に任せるようになったり(社長は私に任せることによって奥さんがより高度な(なにそれ)事務ができるようになるんだ、とか言ってましたが、見る限り何にも変わってませんでした)。

 

また、不可思議な点として、タイムカードが存在しないことなども挙げられます。

出勤は日付に印を押すのみで、詳細な時間の管理は一切行われず、当然早出・残業しても残業代は出ませんでした。休憩もまちまち。

 

2年目前後からは仕事量、圧力共にさらに増ええました。サービス早出も増え、会社のウェブサイトリニューアルの業者とのやりとりや、その素材用写真なども昼休憩を潰して行われたり、一家まるごと敬虔なS学会信者であることが発覚したり(私自身偏見はないつもりですが、意地悪でこれは書きました)と、もともと限界を超えていたところがさらにぺしゃんこになってしまい、なんとか結局去年の10月で辞めることができました。

 

そしてその後、私は労働基準監督署に相談に行き、未払いの残業代を支払うよう指導をお願いしました。私が働いた2年と数ヶ月は本当に無駄で、その時間は返ってきませんがせめてその時間と労力の結晶であるお金だけでも、と思ったのです。

 

しかし、結果は芳しくなく、相手側からごく少額の金額を提示されたのみ。(それでも残業はほぼ無くなったらしいので、残された仲の良い従業員の皆さんにとって少しでも力になれていたのなら嬉しいです)

 

この金額で納得いただけないのなら裁判になりますが、と労基の方から言われ、父に相談し、弁護士を紹介してもらい、裁判を起こしたのが1月のことです。

 

それから5ヶ月ほど経ち、先月に裁判が終了しました。結果は和解。

言い換えると引き分けですね。

在職時、タイムカードは存在しませんでしたが、私は退勤時にスマホで車の中から事務所の写真を撮る習慣をつけていました。時間がわかるよう、車の時計が映り込むように。

それらの画像から時間を割り出したものを証拠とし、さらに退職者からの証言等もすぐに用意できるようにしていたのですが、証拠として弱かった、とのことです。

 

タイムカードのように、相互が認識しているものでなければ証拠能力は低くなってしまうそう。

 

ものすごく残念ではありますが、正直長丁場になっても勝てるとも限らないですし、早くこの問題から解き放たれたいという気持ちもありましたから、納得している部分もあります。納得していない部分もあります。

 

なんでこの件をブログに書いたかというと、

やっぱりツイッターとか見てると毎日ヒイヒイ言いながら地獄みたいな仕事をしている人がいるわけで、そういった人に何か足しになればな、なんて思ったのです。

世間知らずの私にとってはとてもいい勉強になりました。

 

ハローワークはあくまでも職を紹介したり人を紹介したりするところなので、労働環境の訴えは労基に行きましょう。

でも今回やってみて、労基もそれほど矯正力はないような印象を受けました。若いにいちゃんだったからかわかりませんが。

 

今回は私は父に弁護士を紹介してもらいましたが、ツテのない方は、法テラスに相談に行くと対応してくださるそうです。各県に必ずある弁護士相談所みたいなところです。

 

裁判は結局私は一度も足を運ばずに済みました。弁護士の方が代理人としてやってくれるからです。

弁護士の方との面談は平日の夕方〜夜に行いましたので、この件で仕事を休んだり、とかは無く済みました。

 

ちなみにハローワークで、若者チャレンジ訓練という企画で募集している企業はあまりオススメしません。今もやってるのかわかりませんが…。この企画で採用すると企業に対して補助金が出るのですが、だいたい毎月ちょうどその人の給与分くらいの金額が支給されるようで(10万だかそのへん)、本来支払う能力がない企業でも人を雇えたりしてしまえるようです。

 

あと、辞める時はなんとしても転職先を決めてから辞めた方がよいです。メンタルが強い人は別ですけど。

山形テルサハローワークは土曜もやっています。

 

あとは、考え方が合わない(かなり柔らかく表現しました)経営者や上司に対して、いつかわかってくれるとか思わないほうがいいです。

いい年になってもそんな感じならあと一生そんな感じです。ズルズル付き合ってても何も良いことないです。

 

もうちょっと整理して書きたかったのですが、

詳しく書くわけにもいかないのでこんなもんで。

 

未だに社長とその家族が責め立ててくる夢を見ます。

 

ライブの告知。

時間と対バンが変更になりました。

 


7/30(日)
ミュージック昭和セッション
開場17:30/開演18:00
予約¥1,000/当日¥1,500

EnGene. / Red Eye! /
Cheers / スカトロ☆グーニーズ

 

4バンドなので足が疲れずに済みますね。

どしどしお越しください。気合いだけはいつもあります。

 

 纏まらない文になってしまったので、また編集するかも。