Typhoon Love

Poetry is nine years old

ちゃんりんしゃん

町田康の「人間小唄」を読んだの。

また町田か!と思った人は恐らくけっこう長い間このブログをご覧下さっている人ですね。ありがとう。

 

最初の短歌の導入部分が若干とっつきにくかったんですが、人物が動き出してからはスイスイ読めました、が、もう一回読みます。途中多分頭から抜けてるところがある・・・

いつもよりももっとパンキッシュな文章になっていて、初めて読む人には向いていないような気がします。

積み本がたくさんあるので消化せねば。消化吸収せねば。昇華しようか!

 

そういえば高校時代の古典の先生(性悪ジジイみたいなの)が、名作は若いうちに読んでおけ、歳とってから「こころ」なんて読んでたらみっともない、みたいなことを言っていて、なるほどその気持ちはわからんでもないしかし俺はお前が嫌いだから表だって同意はしないよと思っていました。

当時は京極夏彦ばっかり読んでいましたが、それが良かったか悪かったかは今のところ分かりません。

 

音楽だと私は一つのミュージシャンを掘り下げて聴くことが多いのですが、どうやら本も同じで、あんまり幅広く手は出せないようです。

でも最近は頭の良いふりをしたくなってきたので小説やエッセイ以外も読みたいなあとか思っています。良いのがあったらボソっとコメントとかで教えてください。

 

最近は専らお茶です。脂肪を消化!