Typhoon Love

Poetry is nine years old

Do Do Voo Doo Doo

久しぶりの一人で過ごすゴールデンウィーク

土曜と月曜にそれぞれ出かけたのでした。

 

土曜は羽黒山土門拳記念館へ。

家に飾ってあった、結婚してすぐに羽黒山で祈祷した際にもらったお札とか、古い御守りとかを回収してもらおうと。

朝イチで行って上ろうと思ったのですが雨上がりで石段が濡れていたので車で上まで行きました。狙い通り人おらず。

交通安全と出羽三山開祖の御守りも新しくしました。ひと安心。

土門拳記念館は亀倉雄策との特別展があり、見てみたらオリンピックのポスターとかは以前近所の文化施設で催されたスポーツポスター展で見たものもあって嬉しくなりました。何度見てもいいものはいいですしいいものは何度も見たい。写真は鑑賞し慣れていない私でもわかるくらいパワーがありました。また行きたい。

また、初めて行ったのでその建築の良さにも感銘を受けてしまいました。建物自体はそれほどおおきくないのに見どころがたくさんあります。

 

月曜は東北歴史博物館に向かう途中で軽く事故りました。おい御守りよ。

ちょっとした物損で済んだので良かったですし相手の方も穏やかで良かったです。そして思ったより冷静な自分に少しびっくりしました。車の傷なんでまあ自分しか乗らないし見ないしな、みたいな開き直り方ができるようになったからかもしれません。ちょっとヤケクソになったほうが気が楽だなと今頃になって感じます。直すし気をつけますけども。皆さんも気をつけてください。

 

東北歴史博物館デンマークデザイン展。

一昨年くらいに世田谷美術館で見たチェコデザイン展もそうですがあのへんの(雑な括りだ)の家具とか、特に椅子は見ていて本当に楽しいですね。欲しいなーとか作りたいなーとか思いました。ミュージアムショップで売ればいいのに。

 

夕方からは岡村ちゃんのライブ。

カリガリの横浜公演を諦め、その分新幹線代が浮いたので調べてみたらまだソールドアウトしてないじゃん、と数日前に急いで発券したのです。

席番は一番後ろの一番端っこだったので本当にギリギリだったみたいです。普段ならガッカリ席なのですが、今の状況だと入り口が真後ろなので人との接触を最大限避けながら最後に入って最初に帰れる良い席でした。もちろん入場時の連絡先記入や消毒も入念でしたし、公演中も3回かな?換気のため入り口を10分ほど開けていました。バチバチ音出してるのに。

久しぶりに観た岡村ちゃんはとても調子よく、歌もダンスもばっちり。お客さんも拍手で応えていました。

岡村ちゃんのライブに行くと男女が半々くらいで、だいたい40代くらいを中心にそれ以上または若い人も結構いて、という客層なのですが、そういった普段交わることのない人たちが岡村ちゃんという1つのハブで繋がっている様子がとても好きです。

私の前にいるおじさんは普段市役所で働いていて、家に帰るともう夕ご飯を食べた年頃の娘がスマホをいじりながらソファに寝転んでたりするところに恐る恐るチケットの買い方を聞いたりしたのかな、とか、向こうのおばさまはもう子どもは独り立ちして夫と2人で暮らしていたけれど最近離婚して小さなアパートに移り住み、生活は豊かではないけれど今回奮発してチケットを買ってきたのかなとか、そういう人たちが岡村ちゃんを求めて同じ場所に集まって同じ感激を体験しているのだと、笑顔の横顔や活き活きと手を振る後ろ姿を美しいなと思って見ていました。

トークネットホールは私が人生で初めてライブを観た場所で、2003年のDIR EN GREYのVULGARツアーか2005年のWitherツアーぶりのはずなので本当に久しぶりで懐かしかったです。当時は仙台市民会館みたいな名前だったような。

 

暖かかったらやろうと思っていた衣替えは週末にスライドさせよう。クルマの修理にも行かなくちゃいけません。ただでさえ年季入ってるのに。やあね。