Typhoon Love

Poetry is nine years old

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ライブに行ってきました。

 

cali≠gari 09.28@TSUTAYA O-EAST「ただいま、ビクターーーー。」】

 

01.ママゴトセンター

02.マッキーナ

03.偶然嵐

04. -踏-

05.淫美まるでカオスな

06.ハラショー!めくるめく倒錯

07.コック ア ドゥードゥル

08.その斜陽、あるいはエロチカ

09.オーバーナイトハイキング

10.月光ドライブ

11.東京ロゼヲモンド倶楽部

12.飛蝗者読誦

13.混沌の猿

14.シャ.ナ.ナ

15.スクールゾーン

16.電気睡蓮

 

EN

17.続、冷たい雨

18.冷たい雨

19.この雨に撃たれて

 

EN2

20.マネキン

21.ヘルニア

22.クソバカゴミゲロ

 

こんな感じでした。15分くらい押して、18時頃に開演。

事前に知らされていた10+この雨に撃たれて再現ライブ、といいつつも蓋を開けてみると合間にちょこちょこ挟んでいて一応流れを多少意識した形になっていました。それでも上がったり下がったりの波がいつもより多いよう気がしますね。

この雨に〜の3曲は曲数からしてアンコール枠かなと思っていたので予想通りです。

 

O-EASTは初めて行ったのですが大通りから路地に入ったところにあり、ちゃんと整列できるのかなと思ったらやっぱりグダッていてウムム。入ってみるとなんとなく高円寺HIGHを広くしたみたいな雰囲気で良かったです。

500番前後でしたのでフロア後方、段の前あたりの位置で、前じゃないし割とゆっくり音を楽しむぞと思ったら隣のオネーサンが会場イチかと思うほどノリノリだったのでつられてこちらもノリノリになってしまいました。

 

青さんのキャーを言えツィートを見てなかったのですが、最近行ったライブ(中野や豊洲)がわりとお客さんがおとなしい気がしていたのでなるべく囃したてたつもりです。前の人うるさかっただろうな。ごめんなさい。

それにしても昔(といっても復活後)に比べるとメンバー登場時の前詰めがなくなったぞと今までも思っていましたが今回のでより確信したというか。個人的にはある程度詰まってまとまって盛り上がっている方が楽しいので(クソバカとかね)なんでかな〜と不思議に思います。ファンも歳をとったのかしら。あんまり古いバンドという認識もなかったのですけど、ファンの年齢層はやはり30代以上が多めなので、若手とかとの対バンなりでパワフルな層を取り込んでうまく新陳代謝できたらもっとフロアの盛り上がり方も変わるかなと思いました。

 

セトリ的に青さんの単音フレーズが多いせいか(そして大きなミスもなかった)いつもより青さんのギターが上手く聴こえました。冷たい雨とか完璧でしたね。オーバーナイトハイキングでは気づいたら後ろにいてマジでびっくりしました。

 

けんじろうはいつも通り。電気睡蓮の入り早かったかな?くらいで、久しぶりに長めのMCも聞けて良かったと思います。

 

石井さんはママゴトセンターから生声ロングトーンが早く切れる→同期の被せ声だけ鳴る、みたいな部分が目立って、これまでも薄く被せたりハモリ部分でメインメロを流してハモりパート歌う(なんで?)、みたいなパターンもあったのでそれほど気にしてなかったのですが、少なくとも本編はほとんど全部強めに被せていたのでこれはちょっと穏やかでないぞと思いつつ、アンコールでは聞いた限り生歌も割と聴こえてたので最悪の状態ではないんだなという認識です。

ツイッターにも書きましたが声が出なかったぶんちょっと当時っぽくよく動いてくださっていたのでプロだなあと思いました。どんな状態でも決まってしまったらライブの時間は来ますからその時やれることをやるしかないわけですね。ショーマストゴーオン。

青さんが「押したのはアタシのせいですごめんなさいネ」、なんて言ってましたが本当は石井さんの回復待ちだったとしたら結構グッときますね。

キャー言えツィートの中に煽ったら歌えともありましたが、開場後につぶやいていたあたり、もしかすると(声が出せないぶん)あんたたちの力を貸してね、ということなのかなと思ったり。都合のいい解釈かな?

ファンなので心配することしかできません(他にすることある?)が乾燥してくる季節なのでご自愛いただきたいですね。鍋でも食べて。春菊も入れて!

 

個人的にはそれでもいいライブだったと思います。なかなかあるもんじゃないし、こういう時こそファンが、みたいなところもありますしね。

みんなでいいライブにした、みたいなライブ。

 

 

ライブ前は世田谷美術館中村屋サロン美術館へ。

世田谷美術館ではチェコデザイン 100年の旅を観ました。

チェコについてはスペクター(ベースのメーカー)のちょい廉価ラインを作ってるとこ、みたいなイメージだけだったのですが、どこに行こうかなと展覧会情報を眺めていたらなんか面白そうだったので行ってみたら大正解でした。

みんな大好きミュシャチェコの画家だったことなど露も知らなかったのでなんか得した気分でしたし、とにかくプロダクトデザインが実に好みで、買うつもりのなかった図録を買ってしまいました。そのせいでカリガリのステッカーは諦めました。特に好きだったのは1930年前後の食器類と家具で、特にガラスを使ったものが超カッコよかったです。グラフィックデザインもクヴィエタ・バツォフスカーのポスターなんかはポストパンクのジャケみたいでパクりたかったです。

 

同時にやっていたミュージアムコレクション 森芳雄と仲間たち 展も一緒に観ましたけども絵のことはわからん!と思いつつ、作品の中に難波田龍起のものがあり、あれこの名前知ってるぞと思ってちょっと考えてみたら大学のK先生が論文にしてた人や!と思い当たりスッキリ。なので難波田龍起のやつは念入りに観ました。わかんねえけど。

 

中村屋サロン美術館は荻原守衛展 彫刻家への道 を。

荻原守衛(碌山)ってそういえば観たことねえなと思って観てみました。ほぼ全作品が揃っており、しかも300円で観られ、世田谷美術館で疲れた身体にも優しい展示数ということでウルトラハッピー。

観察するなかで、今になってやっと彫塑の講義で言われたアドバイスを理解できたりしました。こめかみらへんの表現とか。

観たときのパワーに圧倒されてしまいますがやはりテクニックの裏打ちが当然ながらあって、そのへんまで注目できるようになったのは最近かもしれません。ホヘー、からムムム、へ。

 

 

あとディスクユニオンにも久しぶりに行ったらとても楽しかったので今度はそのためだけに行きたいです。

 

加筆するかも。では私は眠ります。