Typhoon Love

Poetry is nine years old

直立のニードル

週末にカリガリのライブを観ました。

一部・二部ともに大変よいライブで、去年はルネッサンスで着席してましたし、渋公も席ありだったのでスタンディングは結構久しぶり。

 

セトリは青さんが画像で上げてくださってましたね。でも一部の一発目は嗚呼劇的だったはず…

お客さんみんな声を出せないながらも身体や頭や腕で喜びを表現していてそれはそれでなにか尊いものを感じました。最初のほうで声を出した人がいたのは少し残念。

 

石井さんは声の調子も良く、一つのメルヘンの高い地声からのファルセットとかも全く危なげなくてしっかり堪能できました。バランスも竿隊が少し小さいかなと思いつつ渋公より断然よかったです。たまに出させていただく会場なので、こういう音出したいもんだなと思いながら聴いていました。

 

今回特に印象深かったのはサポートの眞屋さんのドラムで、渋公の時はそんなにかなと思っていたのですが間近で観てみるととても魅力的なドラマーだなとしみじみ思いました。ニンフォマニアックやせんちめんたるのツーバスみたいな派手なものはもちろん、嗚呼劇的のギターソロ後ろのベーシックなドラムも気持ちよくて、器用だなあと思うに加えて、とにかく表情豊かで楽しそうに(時にはボーカルラインを口ずさみながら)叩いているのでいい意味で嫌でも目がいきました。プレイする喜びに満ち溢れているというか。あれ見て好きにならない人はいないんじゃないでしょうか。

私も元々は表情に出るタイプなのですがシルダクだとカッコつけた方がいいのかしらと思って少しセーブしてたので、少しずつそのあたり出していきたいものです。バンドは楽しい。

 

再びの15ツアーとはいえどまだ声も出せずディスタンスも必要なので、いつか前のようなライブスタイルに戻ったら再々ツアーして欲しいものです。それくらい良いアルバムでしたし、バンドそのものも老いて尚勢い衰えず、という印象でしたので、冷たい雨とかブルーフィルムしか知らない、みたいな人にも観て欲しいですね。

 

二部だけ観に来ていた菅野さんとゆうたさんとで帰りにご飯を食べました。終わったあとに感想を言い合ったりするのに憧れていたのでとっても嬉しかったです。今度は吉田さんも一緒だと良いなあ。ちなみに偶然玉ちゃんさんにも会えたのでそれもまた嬉しかったです。充実。

 

私のライブはあと3週間後。

楽しく演奏できたら良いなあと思っています。