Typhoon Love

Poetry is nine years old

やさしさ

昨日は山下達郎のライブに行きました。

テレビで県内公演の存在を知り、一瞬悩んだもののすぐに申し込みありがたく当選、新しくできた駅西のホールにも初めて足を踏み入れました。

 

始まるまではすごくいい音とすごくいい演奏だろうから頑張って受け止めるぞ、と緊張していたのですが、終わってみると楽しかった〜という多幸感で満たされていました。

いい音といい演奏というのは当たり前というか、それをわざわざ意識させないというか、あくまでも曲の良さそのものと客と演者の相互コミュニケーションを含めたライブショーをしているのだなと感じました。

全員が強靭な演奏力を持っているにもかかわらず、ソロ回しとかが組み込まれていてもテクニックよりも出てくるフレーズの音楽性みたいなものに意識が持っていかれる、みたいなことだったり。

必ずしもダンサブルを意識した曲でなくてもリズムがバチっとハマっていれば自然と客を乗らせることができる、というのは頭ではわかっていたもののいざ体験すると感動と学びがあります。

 

席が3階の左右に迫り出した翼部分で、かなり俯瞰できる位置にあったこともそう思わせたのかもしれません。1階の人はかなり手拍子が大きく聴こえたんじゃないかなあ。

椅子が高くて、私でも足が付かなかったのが新鮮でした。ブラブラできるのは楽しいね。

 

まるっと3時間のショーにもかかわらず、"軽快なトーク"としか言いようのない軽快なトークやおなじみの一人多重アカペラ、鍵盤弾き語りを挟んでと、中弛みもなければヘトヘトになることもなく(ちょっとおしっこに行きたくなったくらい)飽きさせず尚且つ散漫になることもない完成された流れができていました。

君は天然色のカバーは始まった瞬間音がWouldn’t It Be Niceすぎて混乱してしまいました。ただでさえ似てるのに音色が全く一緒だったように思います。本当にそうなんだ、って思いました。

 

ご本人も今日はなかなか良い出来、とおっしゃっていましたし、新しいホールの音響も気に入っていただいたようなのでぜひまた来てほしいものです。いやー良かった。

 

 

 

今週はBUCK-TICK、来週はDIR EN GREYを観にいくので体調を崩さないようにしたいです。

また体重が落ちてきた…