Typhoon Love

Poetry is nine years old

太陽は風下

早いもんで明後日はライブ。

今年のゴールデンウィークはどこへも遠出しませんでした。

それでもダラけつつもライブ前ということもあり毎日ある程度練習時間を確保しつつ、季節の変わり目の片付けやベランダに小さなビオトープを作ったり、映画を観たりとあんまり後悔はしてません。最近あった落ち込みもそれほど顔を出さずに済みました。

 

昨日はおそらく本番前最後になるスタジオ。

結構よく仕上がったような気がします。そのまま録音できそうな演奏ができた瞬間もあり。

ただ本番ではガクッと成果が落ちるのも分かっているので、できる範囲で落ち幅を小さくしたいものです。練習あるのみなんですけど。

天気は悪いものの冬に比べたら暖かくて気持ちがいい。服はなんか春っぽくなりそうです。

 

マスクありの声出し、モッシュ逆ダイが解禁というアナウンスがありました。

メジャーなバンドでも少しずつそのようになっていたり、コロナが5類感染症になったりという点からの判断かと思いますが、お客さん的にはまだまだ恐る恐るな部分が大きいかと思いますので、やりたければできる範囲でやる、くらいのスタンスでいきたいですよね。楽しく観られることが一番大事なので。

キャパシティ的にもフルで入れるようになるんでしょうか。といっても我々を応援してくださるのは少数精鋭タイプなのであんまり関係ないんですけども。

 

多数精鋭になるためのチケットはこちらからどうぞ。

https://tiget.net/events/233606

 

 

GWで観た映画は2本。

「ザ・ホエール」と「荒野に希望の灯をともす」。

 

ザ・ホエールは以前観た「生きる LIVING」に似て、余命を悟った人間が余生を善く生きようとする話なんですけど、終わり方が違うのでそこは好みかもしれません。今の気持ちにはザ・ホエールのほうが合ったのか大変感動いたしました。エピローグとかがなくガッと盛り上がってそのままエンドロールだったので自分含む観客のすすり泣く音がよく聞こえました。

荒野に〜はドキュメンタリーで、アフガニスタンの飢餓・難民問題に尽力された中村哲氏の功績を映したもの。中村氏のこともアフガニスタンのことも一切知らなかったのですが、他作品を観たときによく予告で流れていたのを観て興味が湧いて観てみました。こちらは余命を悟らずとも善く生きた人で、引くほど聖人でびっくり。

 

年々おのれのしょぼさを突きつけられる感覚が強くなり、よいことはできなくともせめて悪いことだけはしないで生きていかねばなと思わせられます。