Typhoon Love

Poetry is nine years old

斜めに光る星

Coaltar of the deepersのライブを観てきました。

SUBMERGE発売25周年とのこと。

初めて聴いたディーパーズのアルバムだったので思い入れアリアリということで弾丸でしたが行って良かったです。

SEATAのキャパとか全然知らずに100番台後半だから真ん中くらいかな〜とか思っていたら前から5列目くらいに位置取れてしまいびっくり。だいたいいつもカリガリ観る時みたいな位置です。やや下手寄り。

開演前BGMは明日の叙景のアイランドを流しっぱなしだったと思います。大きい音で聴くと改めていいアルバムだなあと感じました。再現ライブも土曜なら行きたかったんですけども…

 

物販から開演待ちまでずっと立ちっぱなしだったので始まる前からヘトヘトになってしまい、万全の体調ではなかったものの始まったら始まったで楽しく観ることができました。

そういえば物販待ってたら隣をスーッとナカヤマアキラ氏が通り過ぎて行ってこれまたびっくり。

 

ゲストのソドム(実質OAみたいな感じで40分くらいやったのかな)はチラッと聴いたことがあるくらいだったのですが、バチバチのインダストリアルゴスといった音像で、今こんな感じなんだ!と驚きました。大量のスモークもあって私の位置からはZAZIEさんとBaraさんしか見えなかったのですがとても若々しく見えました。エネルギッシュというか、音に反して爽やかな印象。物販に音源置いて欲しかったです。

 

ディーパーズは仙台でビジターズチームのを観たきりなので、今回の現行編成は初。

そういえばカリガリ以外で研次郎さんを観るのは初めてでしたがパフォーマンスは控えめながらプレイは変わらずで、音は普段よりバキバキ感控えめで音圧重視っぽい音作りに聴こえました。

脚が痛くてあんまり記憶が無いので断片的ですがNARASAKI氏もナカヤマ氏(ザッパのTシャツ)もリバースランディVで、たまにN氏だけストラト(たぶんムーン)に持ち替えていたのかな。やっぱりズグズグブリッジミュートは気持ちいい。

KANNOさんのドラムは近くで観ると本当に頼りになるというか安心感がハンパないですね。音もぶっといですしバンドの舵取りみたいな部分でも。

冬の行人坂は完成したフルバージョンが披露されたもののほとんどボーカルが聴こえなかったのが惜しかったです(シューゲだからというのも抜きにして)。位置だけの問題ではないはずですが、ギターが確か3本鳴ってたビジターズチームよりも今回の方がちょっと全体的に分離が悪かったように感じました。アルバムの特徴というか、曲の振り幅的にどっちに寄せるかみたいな話なのかもしれません。ただ響き的には耳に痛いみたいなことはなく、他の曲でのフリーキーな部分や轟音パートでは逆に塊感が出てとても良かったです。

 

アンコールはまさかのBreastroke &Receive〜、シメにC/O/T/Dで、Recieveはシングルバージョンっていうのかな?長いやつでした。アルバムばっかり聴いていたので知らなかった…

C/O/T/Dはやっと生で聴けたので嬉しかったです。始まる前に一発目のコード鳴らして、音色が気に入らずちょっとアンプいじってからやったんですけど、コードと音色だけで客席がオッと温まったのが感じられたのが良かったです。

 

物販、ハットだけ買えばいいやと先行物販で買ったのですがライブが良すぎたのでLPも買ってしまいました。ラスイチだったし…

 

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そして翌る日はサイバティック・ソーラー・ダークネスを観ました。

何年ぶりか覚えてませんが、またライブをやってくれて嬉しい限りです。

詳細はTwitterに書いたので割愛。

大道芸的な要素は少なくなりましたがその分曲数が増えたり、ギターで魅せる部分を保ちつつもしっかりとエンターテインメント性も入れ込む姿勢は変わらずで大変楽しかったです。

贔屓目抜きでもきっとたくさんの人に受け入れてもらえるはずなので、もっともっと広く知られてほしいです。

大きい会場で長い時間観たい。

 

緊張しながらも精一杯やる。やるたいことをやる。そしてお客さんを楽しませる。素晴らしいことだと思います。見習わなくては。