Typhoon Love

Poetry is nine years old

溜まり澄み

金曜土曜と良いライブを観ました。

金曜はスティーヴガッドバンド。

ブルーノート公演のため来日している大物ミュージシャンをガソスタとかでおなじみの地元企業が謎の力で山形に呼び寄せるやつで、過去にはロンカーター、マーカスミラーと山形に来るとかウソでしょみたいな人を呼んでいます。他の地方でも2、3県で同様のことが起きているみたいです。

 

言うてもスティーヴガッドは(知らないだけでたくさん耳にしているであろうスタジオワークを除けば)STUFFとかAjaのイメージくらいしかなかったのでどんな感じなのかなと思って観てみたら期待通り予想以上の演奏でうっとりしてしまいました。年齢的にしっとりめかと思ったら全然パワフルでした。78歳!

同行のバンドメンバーも盤石で、ダイナミクス、トーン、リズム全てにおいて変化幅は大きいのにそこに不自然な流れがない、という印象でした。加えてマイケルランドゥのギターは本人のひょうきんさに目を惹かれるのもあってある意味彼のコンサートみたいな一面すら感じられました。

ものすごくうまい人を生で観ると、すごいテクニックだ!という気持ちはすぐに消えてとてもいい音楽だな…と思います。

これが地元で体験できるなんて……!(しかも安く)という感謝を込めて次回からガソスタはあそこに行こうと強く思いました。

終わってから後輩と話題を探しながらご飯を食べたのも普段やらないムーブで楽しかったです。

 

土曜は仙台。

観たいメンツがたくさん集まったイベントがありました。

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久しぶりにSHAFTに行ったのですがそれほどアウェー感も無く、アクトもDJ含め全部良かったのであっという間でした。お酒が飲めたら一層楽しかったでしょう。

一番生で観てみたかった空間現代は想像よりもずっと生バンド!って感じで驚きましたし(なんでキメが合うんだろう)、MELT-BANANAで押し合いへし合いになるのも普段経験しないので楽しかったですが音楽的に一番その時の気分にピッタリだったのはWaikiki Championsでした。

昔一度だけ郡山でお花屋さんとしておんなじイベント(深夜)に出た記憶がありますがその時もかっこよかったなあ。

来週カリガリが控えているので新譜はグッと我慢しましたが懐が息継ぎをしたら買いたいです。

どのバンドもリズムが有機的で憧れちゃうな。

 

久しぶりにDAWに向き合ったらまたやる気が出てきたので頑張るぞ。